本日のCanvaデータでの名刺サイズについて
日本の一般的な名刺と、欧米で一般的な名刺では、サイズが微妙に異なります。
当社は、小さな印刷屋ですので、スピード印刷に対応できるのは、日本の一般的なサイでしか対応できません。
でも、Canvaはオーストラリア発祥の全世界で使用されているものだ。当然素敵なデザインでも、テンプレートは欧米サイズも多い。
当社の都合だけで言えば、超特急で印刷から仕上げするには、日本のサイズが都合が良いです。
そんな事を再確認した1日でした。
本日も、超特急印刷でお客様よりご連絡を頂きました。
まずは、お電話にて
お客様:先ほどタイトルもなしに、CanvaのPDFだけを送らせて頂きました。本日必要なので超特急で印刷できますか?近くなので取りに行きます。
とのこと。
当社:すぐ確認してみます。(PDFデータを見ながら)
当社:ぱっと見た目では、大きな問題はなさそうですが、鮮やかな蛍光色のような色は、くすむ恐れがありますので、ご了承下さい。
お客様:元々モノクロで考えていましたので、データを作り直します。
すぐにメールにて、修正されたデータを頂きました。
ほかの問題点も改善され、一目見ただけだけなら問題なさそう。
印刷準備にかかると、どうも様子がおかしい。
一般的な日本の名刺のサイズは長辺91mm×短辺55mm。
実際のデータを確認してみると、約88mm×50mmで、欧米サイズだ。
データのサイズに仕上げる事も可能なのですが、時間がかかるし精度も悪くなるし、仕上がりに影響が出る。
裏面は微妙に拡大してもさほど影響はしない。
問題は、表面だ。デザイン上では、手書き文字の最初の文字が紙の外側に出ているようなデザインだ。
左側と下側が紙からはみ出している。
でもトリムマークがあるので、はみ出した外側にもデータがある。
こちらから、お客様に電話してそのことを伝えると、当社で出来る範囲で調整するという事になりました。
私の感性で、こんな感じかなぁ?と思う位置と微妙な調整を行いました。
それをお客様のメールアドレスへPDFにしてお送りいたしました。
すぐに、OKのお返事のメールを頂きましたので、印刷開始。
先ほど、お引き取りに来られました。
名刺を作成される際は、先にドキュメントサイズを指定するか、日本の名刺サイズのテンプレートをご使用頂けるようにお願いいたします。
特に無料版を使用していると、後からはサイズ変更できませんので、注意が必要です。
営業時間内なら、不明点や不安な事がありましたら、お気軽にお電話下さい。